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大槌復興刺し子プロジェクト、報告会 in 高山。

公開日: : 最終更新日:2014/10/20 刺し子好きな一人として, 未分類




このブログ、相当ご無沙汰してしまいました。
復興支援活動から帰郷して一ヶ月程。
春の高山祭りや、G.W.等の有り難く多くのお客様に出逢える時間を過ごして、
やっと落ち着きそうです。
約60日間滞在した、大槌復興刺し子プロジェクト。
その60日で経験した被災地の現状や、今後への思いなどを、一人でも多くの方に知って頂ければ、と
地元高山で報告会を開催する事にしました。
おもいっきり直前の告知で恐縮ですが、
お誘い合わせの上、お越し頂けましたら幸いです!
2011年3月11日の東日本大震災
何か支援をしたい…と思いながらも形にできなかった私に、2011年6月転機が訪れました。
その転機こそが、「大槌復興刺し子プロジェクト」への支援参加。
専業としている「刺し子」が被災地の支援となれるなら。
そんな思いで協力を始め、継続し、2011年の11月に4日間だけ視察として訪れた大槌の町。
大槌町で出逢った刺し子さんの笑顔が忘れられず、
その笑顔は、私が勝手に描いていた支援像「外部からの支援で大丈夫なはず」という思いを塗り替える程の思い出でした。
その笑顔を守るためになら、何をしても構わない…
と、海外に住む家族、日本の会社のスタッフ、日本の家族から協力と理解を頂き、
2012年の2月、3月の約60日間、大槌復興刺し子プロジェクトの現地スタッフとして支援赴任をしてきました。
その60日間の支援業務の中で目の当たりにした事は
刺し子さんの強さであり、
その強さを支える、手仕事のちからの存在でした。
多くの刺し子さんの家族や、家が、津波によって流されました。
と同時に、それまで当たり前だった”日常”も失われ、そして未来の安定をも流されてしまいました。
そんな中、「刺し子」という手仕事は、被災地の皆様の”少額だけれども収入源”として、”自分の仕事に対する報酬、つまりは存在意義として”、そして”一緒に作品を創りだす仲間がいるというコミュニティに参加している”という安心感として
今でも多くの刺し子さんの日々と心を支えていると自負しております。
そんな手仕事のちから、そして被災地の現状と未来について
私が感じた事を皆様に共有したいと思い、この報告会を企画致しました。
私が出来る事。
それは、刺し子専門店として支援を続ける事であり、そしてメッセンジャーとして現地の情報を皆様にお伝えする事だと考えています。
この文章を読んで下さっている皆様にも出来る事があります。
できるだけ生の現地の情報を見て、聞いて、心で感じて、風化させない様に多くの人に伝えて欲しい。
そんな願いを込めて、今回、お話ができればと思っています。
当日、大槌復興刺し子プロジェクトの運営団体である、NPO法人テラ•ルネッサンスの設立者であり理事である鬼丸昌也氏にも、お話をして頂きます。年間100回を超える講演を日本全国で行っている、いわばプロのメッセンジャーの鬼丸氏。彼の言葉と、現地を見た私の言葉を心で感じて頂き、何かを持ち帰って頂けたらと思っております。
是非、お越し下さいませ。
二ツ谷 淳
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【題名】
:「手仕事のちから」大槌復興刺し子プロジェクト滞在報告会
【日時】
:2012年5月9日(水)18:00開始、20:50終了
【場所】
:飛騨・世界生活文化センター大会議室 (予定)
【費用】
:1,000円(前売)/ 1,500円(当日)
チケットの購入はこちらから↓
*先着150名様限定となります。当日券の扱いが無い場合はご了承下さい。
 *経費を除いた上がり分は「支援糸」としてプロジェクトへ届けます。
【スピーカー】
:二ツ谷淳(飛騨さしこ)
:鬼丸昌也(NPO法人テラ•ルネッサンス)
【主催】
:有限会社 飛騨さしこ
【共催】
:NPO法人テラ•ルネッサンス
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