英語の勉強をされている方へ 〜 応援 Part.1 〜

今迄に出逢った尊敬すべき人達。

その方々の中で、「英語勉強する」っていう言葉をチラホラ目にして、僕なりに協力できることはないかなぁと思い、このエントリーを書く事にしました。僕自身、まだまだ英語を継続的に勉強している人間なので、諸先輩方を前に応援文章を書くのは少々恐縮なのですが、一人の個人的な意見として一読頂ければ幸いです。当たり前のコトでもう知ってるよ～っと言われるかもしれませんし、ちょっと主観的すぎるかもしれませんが、そこらへんはご容赦下さいませ。

英語（というか言語）を勉強する上で、”４つのカテゴリー” + 1を意識することが大切だと僕は信じています。

Speaking / Listening / Reading / Writing. + 単語

この”４つのカテゴリー +1”に自信が出てくる様になると、言語を道具として使えるようになります。

日本の教育環境では通常、

“Speaking と Listening”;、”Reading と Writing”に分類して、学習を進めているはずです。

実際、読み書きと会話に使う英語はちょっと違い、読み書きができなくても会話ができたり、会話ができても読み書きができなかったりします。まぁ、普遍的な英語力（=自分の意見をしっかりと伝える力）を身につけるために、この4つのカテゴリー（それを更に二つにまとめる）に分けてしまうのは大胆すぎる気はしているのですが。

ただ、ガムシャラに勉強しても無駄が多い気もしていたので、留学時代＆留学準備時代は、上記のカテゴリーを意識しつつ、僕は”音読”と”ディクテーション”を中心に学習を進めてきました。学習をする際には分野に集中することも必要と信じつつ。

音読 = 文字通り英語の文章を声に出して読む事、はとても大事です。

多くの方が紹介している様に、とても効率的な勉強方法だと思います。というのも、”４つのカテゴリー”のReading と Speaking を同時に学習しているような方法なのです。もし、英語の音源があったら、お手本にならって続いて文章を読んだり、一緒に音読するシャドーイングもとても有効です。

ディクテーション（書き取り） = 英語の文章を聞いて、紙に書き出す勉強法です。

これもとても効果の高い方法として紹介されています。”４つのカテゴリー”のListening と Writing を同時に行える有り難い方法。

この音読とディクテーションを一日置きに繰り返すことがオススメの勉強法です。

同じ文章を音読とディクテーションに使っても問題ないと思いますが、できればネイティブチェックの入った正しい英語が王道です。間違って覚えちゃう危険性もあるので、使う教材は吟味された方がいいと思います。

とはいえ、ディクテーションも音読も、ある程度の英語力がつくまでは苦行の様な作業になってしまいます。そういう時は、＋1の部分の単語を、ただひたすらに詰め込んでいく作業が良いと思います。

一日5個でも10個でも詰め込んで、勿論忘れてもOKで、それを続けていくウチに、いつの間にか音読がスムーズになったり、ディクテーションで一部分が書き取れたりする瞬間がくるはずです。

その瞬間はウレシイ瞬間。僕も覚えてますが、本当に嬉しかったです。

個人的に文法の勉強から始めるのはオススメしません。

勿論、文法は絶対的に必要なのですが、会話として伝える事を重視した場合、ミスをすることそのものは問題ないのでディクテーションを続けて行くうちに基本の文法は身に付くと思っています。

*（TOEIC / TOEFL 等の試験を目標とされる方は、しっかり文法も勉強して下さい）

極論を言ってしまえば、誰も日本語を話さない環境に留学してしまうのが一番効率的だとは思うのですが、留学しなくても、そういう環境に行かなくても、きっと”コミュニケーション”としての英語は習得可能だと信じています。

英語以外にも何カ国語か勉強してきて（全然話せないけどw）、言語の習得に王道（近道）は無いという結論に達しかけています。質も勿論大切ですが、量がモノを言います。どれだけの英単語や文章、映画の英語に触れたかどうか。ちなみに、触れるといっても、集中していない状況で触れていても、それは意味がないので、”ながら勉強”はオススメしません。

*（僕は効率を考えすぎて、”ながら勉強”で挫折を繰り返しています。駄目だと頭では分かってるんだけどな～）

語学は、数学の一次関数の比例の様に、一直線に伸びる事はまず無いと思っています。

ある程度苦しい時期があり、気がついたらなぜか出来る様になっている。壁を突破する、階段の様な伸び方をしている人を見てきましたし、僕自身もそうでした。

近未来、英語でコミュニケーションを楽しんでいる自分を思いっきり愉しくイメージしながら、学習を続けて頂けたらと思います。応援っ！！

*発音方法や、オススメの教材、他にも英語圏での文化等、まだまだ伝えたい事があるので、それは時間を置いてPart.2～として紹介させて頂けたらと思います。お時間をありがとうございました。