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移住しますかw。ってか帰るかww。




israel2014Spring_Photo

 

今年の5月末から6月頭にかけてイスラエルに里帰りする事にしたマリナ。イスラエルに嫁の両親がいる身としては、僕もお供するのが礼儀なのだろうけれど、今回は愛猫の体調も宜しくないので、プリンセス(愛猫)を不安にさせない為にも僕はアメリカでお留守番。嫁のイスラエル滞在中にすべき事を一覧に纏めてたら、ふと天から何かが下りてきた感じがして(笑)

 

そこから凄く沢山の話をしました。一時間、下手したら二時間?

喧嘩の仲直り(というか解決への議論)以外で、こんなに長く話したのは久々。ふと感じた事と、それを現実に落とし込む目的でお互いの理性的な意見とを、うまく混じり合わせられた感じがします。

 

まだ着床もしてないけれど、ずっと望んでいる子供の未来の事。アメリカでの子育ては、幼い間はいいけれど、思春期を迎えるに当り、完全に毛色の違う三つの文化(ユダヤ、アメリカ、日本)のミックスの中では不安が大きい事。どれも中途半端になっちゃうくらいなら、イスラエルという母国に帰って、そこの文化を中心に、アメリカでも日本でも子供が選びたい選択肢を残しておいてあげるのがベターなんじゃないか…ということ。

一人娘のマリナをお嫁に頂いちゃってるので、マリナのご両親との生活もそう。ご両親は、イスラエルの政治&治安等も鑑みて、マリナにはずっとアメリカにいて欲しいっていう思いはあるのだけど、と同時に、そりゃ娘には近くにはいて欲しい訳で。なぜか、マリナよりも気に入られている僕も、親父を亡くした今、イスラエルの義父さんに、その姿を探してしまう訳で。

 

真面目な話で、ずーっと話をしてました。長年ずっと一緒にいると、ほぼ価値観は同化してきて、特に深く話す必要もなくなっていたのだけれど、こうして言葉に出すってのは良い事ですね。言葉に出した所で、感じている事と伝えたかった事は、ほぼ一致してたのだけれど(笑)

 

後は時期の問題。

一年後なのか、三年後なのか、それとも十年後なのか。はたまた、もう今年中に動いちゃうのか。

 

先日の話では、「アメリカから逃げた」形でイスラエルに移住するのは本意ではないから、永住権申請もできる所まで進めてはみたい…という事。永住権が取れた場合、そこで全てを白紙にして、子供の有無とか、その時の国際情勢とかを見つつ判断し、永住権が取れる見込みがなかったら、具体的に移住の準備を進めていく…っという、凄く安全な結果に。それくらいで良いのかもしれないなーっと。もう、個人じゃなくて、家族なんだしね。

 

移住…か。またかよw。

何度か訪れて、結構長期間の滞在もしているイスラエルなので、どうも移住という感じがしないのです。寧ろ、なんか、帰るかって感じが強い。友達もいるし、マリナの親戚の方にも良くして頂いているからだろうね。

 

++++++++++++++++++++++++++++++++

 

国境はなくなってきてるな…と思うのです。勿論、国境は常に存在し、そこで争いも起こるのだけれど、民間の、一般経済や生活のレベルでは、物理的な距離と、生活習慣の違いを乗り越える覚悟があれば、結構なんでもできちゃうんだな…と。

 

「無職」で悩んでる自分の器は、やっぱり小さいんだろうな…。

でも、でかいよー。働けないっていうのは。

 

 

有名な、「Samurai Incubate」の代表の榊原さんが、イスラエルに常駐して仕事をされるとの事。そして、イスラエルにいらっしゃる日本人の知人に連絡を取った所、イスラエル在住の日本人(ネイティブスピーカー)の労働市場では、完全に売り手市場である事等を考えると、査証の関係で全く働けないアメリカにいるよりは、ふっとイスラエルに帰って、少しでも僕の能力と経験が約に立つ所で働けたら…とも思っちゃったりするのです。それこそ、考えても答えはきっと出なくて、直感に任せていくしかないのだろうけれど。

 

今、「絶対的に働かなきゃ行けない」状態だったら、きっとイスラエルに行くと思う。というか、日本も視野に入れて、こんな悠長な文章は書いていないと思う。

でも、今僕は、「働きたきゃ働けばいい」という、凄く恵まれた環境にいて、それでも「働かない事」で自己嫌悪に陥ってしまっているから、その恵まれた環境への罪悪感から逃げる形で、「仕事がしたい」って言っているだけなんだと思う。それはそれで、本当に辛いのだけど、でも、やっぱり「働く事」と「今すべきこと&したいこと」をしっかりと天秤にかけるべき。少なくとも今は。いつかは、その「すべきこと&したいこと=働く事」になると信じながら。

 

「夏迄には一応の形にする…」っと年初に思った、全く生産性もお金にもならない趣味的な日々の過ごし方が残っていて、最近は働いてない罪悪感からあまり進められていないから、まずはそれを夏までに形にしつつ、一日一日を大切に過ごせればなーっと思うのです。

 

 

 

30歳にもなって、全く先が読めない人生。

家業に人生懸けてた頃はそれなりに未来みえてたのに、全くの白紙になった三ヶ月前。んでもって、今は世界のどこに住むのかを「んー」って考えながら日々過ごしてる。

 

それはそれで、凄く恵まれて、凄く楽しい人生なんだろうな…と。

 

 

…でも、大変なのですよ。日々学習しなきゃだし、適応能力常に発動してかなきゃだし、錆びつつあるコミュニケーション能力もフル回転させないと新しい生活にはなかなか馴染めないし…。

 

大変であればあるほど、きっと「無職」であることも忘れていけるんだろうな…と。そんなMっ気を感じながら、これからもこうして書き続けていければいいなーっと思うのです。

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