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アメリカの医療システム。

公開日: : アメリカ生活




 

さて、今日はアメリカでの医療のお話です。

 

アメリカにも一応形ばかりの国民皆保険ができて、そのシステムの2014年の申し込みが終わったのが数ヶ月前……(うる覚えです)。僕は無職だけれども、マリナの稼ぎがある程度あって、月に何万円もの保険料を支払っているので、僕らはオバマケアには適応されず。

 

昔(学生時代)と比べたら、だいぶんしっかりとした保険には入っているはずなのだけれど、でも心のどこかで『アメリカの医療は高い』と思っていて、できる限りアメリカでは病院には行かない様にしているのです。そんなとき、「まとめサイト」で昨年末に英語圏でも有名になった医療費の明細書が取り上げられてたので、僕ももう一度ゆっくり考えてみつつ、見直してみようかな…っと。

 

取り上げられた内容はこちら。

 

 – アメリカで盲腸手術をした治療費がやばい。これは人生詰む。日本は天国だった。

– How much does an appendectomy cost? or, appendicitis sucks (In America)

 

複雑な医療システム。

 

盲腸になったらどれだけ支払いが必要か…という議論の前に、やっぱり日本の医療はめちゃくちゃ恵まれているという事実があります。僕自身、今年からアメリカの医療システムの一員になったので、素人中の素人でわからないことだらけなのですが、まず保険に入ったときに、貰える書類で「Summary of Benefits」というものがあります。これが簡単に纏めてあるリストなのに、すでに8枚くらい(笑)長いよー。

 

 

medical

 

 

これは、様々な病状に対して、実際に患者側はいくらを支払うべきか…という詳細を一覧にしたもの。もっと詳細な資料もあるのだけれど、今回はそこまで読み込まず、この一覧をベースにして医療システムをご説明。

 

日本は保険に入っていれば、好きな時に好きな医者へ足を運ぶ事ができます。風邪をひいた時の内科医であろうが、手術が必要な外科だろうが、歯科だろうが眼下だろうが、一枚の保険証があれば、3割負担でお医者様に診て頂く事ができるのです。

これって実は凄い事。

 

 

アメリカには「ファミリードクター」という仕組みがあって、基本的に予約がなければお医者様にも診て頂けないし、更に言ってしまうと、そのファミリードクターからの紹介がなければ専門医に診てもらう事もできません。緊急の時は、それこそ救急救命室。有名な、ERです(笑)

 

*「ファミリードクター」については別のブログを書きますね。僕自身、一度しか体験してないので、たいした情報にはならないかもしれませんが。

 

 

盲腸になった場合、僕も100万円もの金額を支払う必要があるのか…?

 

手元にある一覧表を確認する限り、どうやら僕は100万円は支払う必要はないみたい……です。不確かだけれど。

どうしてそう言えるかというと、「Maximum Out of Pocket」という上限金額設定。書類にあるように、僕の場合、個人で$1,750 (19万円程度)、家族全体で$3,500(38万円点程度)となっています。僕らのポケット(現金で)から支払いする金額の上限なはずなので、どれだけ高額な医療費になっても、この上限が効くはずじゃないの……?というのが僕の今の理解です。

 

ただ、この概念を理解する為には、以下の単語も理解しなきゃいけません。

 

  • Deductible
  • Co-payments
  • Coinsurance

 

日本みたいに全てが3割負担っと、簡単になればいいのになぁ……っと。ま、そういうなら日本に帰れって話になるのかもしれませんが。

 

 

ちょっと長くなりそうなので、また次回に書きます。

このシリーズ化していくの、いいなぁ。書くのがストレスにならない。急ぎの時でもちゃちゃっと書いちゃえるし、明日の内容に困らないし(笑)

 

上記のお話は全て僕の個人の情報で、僕が知りうる限りの段階で記載しています。間違いがあるかもしれません。そしてもしかして詳しい事をご存知の方で、僕の間違いを指摘して頂ける方がいたら凄く嬉しいです。

 

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