エゴと直感の間で – サイコロのお話

『ライフライン』前後に足を運んだカジノでのお話。

モンロー研究所へ車を運転する途中のカジノで$500（約五万円）を45分で勝つという奇跡的な幸運を授かる事ができて、その直前に意識的に集中したフォーカスとその具現化の能力に吃驚したままでモンロー研究所に向かったのでした。とても良いエネルギー。何かの偶然かもしれないし、ただ運が良かっただけかもしれないのですが、それでも、滅多に大勝ちするゲームではないから、本当に吃驚。

……こりゃいけるぞ

っと思ったのが、失敗の始まりです。

というか、勝つ事ができた”行き”のカジノでの体験や心構えは実際には間違ってなく、ほぼ完璧な瞑想やフォーカスをしていたのだけれど、モンロー研究所から帰る道すがらに寄った同じカジノでは、エゴがモノの見事に僕をコントロールしてしまい、2時間粘ってきれいに$520を吹っ飛ばす……という笑えない結果に。完全にゼロです。むしろ、2,000円程度のマイナスです。無職で、貯金もモンロー研究所につぎ込んでいる段階なのに、ホントに情けない。

とはいえ、学生時代から運用（？）しているカジノファンドがあるので、今後もそれを運用しつつ（笑）Joeの本や体験レポートでは結果が出ているので、少しでも運用益が出れば良いなぁ。きっと上手くいっても、それを生活費とかにはしないだろうけれど。でも、モンロー研究所費用とかには使いたい。ほら、一応経費じゃね？（笑）

今でも悔しくて、そんな中途半端な状態で真剣勝負に挑んだ自分が情けなくて、どうしようも無い感じなのですが、これも大切なレッスンだったと自戒しつつ、恥を晒しつつ、反省点と良かった点を。主に反省点です（笑）

【帰りのカジノでの反省点】

• 夜10時のカジノの到着……という時点で、ゲームそのものに挑むべきではなかった。疲労は圧倒的に意識に影響する。それはヘミシンクからの効果にも同様に。
• モンロー研究所に6日間いると、とても直感は磨かれていい結果になる事が多いのだけれど、その直感にエゴが混じると、「盲目に信じる」という一番怖い結果に繋がる。行きに勝った分だけの現金を持っていただけで後は途中で使っちゃってたから良かったけれど、下手したら余分なお金すら使っちゃってたかもしれない程のエゴと欲だったから。
• 直感やイメージは感じるものであって、考えたり説明したりするものじゃない。「〜なはずだ」という思考そのものが、すでに良い直感の範囲を超えて理想から逸脱している。
• 「ぼーっとする事」と「具現化に適した集中状態に自分を置く事」は全く違うものだということ。リラックスする必要はあるけれど、常に意識は集中させていなければいけない。
• 中途半端な思考は形にならない。しっかりと目標（着陸地点）を見定めておかなければいけない。

【行きのカジノでの良かった点】

• 直感に従って、テーブルについた瞬間から考える必要がなかった。誰にも導かれるはずはないのだけれど、感覚的にそのテーブルに導かれていた感じがあった。それは考えたり自分を説得する為につくる論理的説明から導き出されるものではないということ。（前回、このテーブルで勝ったから今回も勝つはず……というジンクス的なものじゃなくて、あくまで直感に従う事を無意識に徹底できていた）
• 時間を決め、カジノから出る瞬間のイメージもしっかりできていた。
• 何よりもめっちゃくちゃ楽しんでいた。

カジノでのイメージの具現化で本も出版しているJoeによれば、カジノでのゲームは徹底的に不正を省かれた絶対的な確率を確認できる場所であるから、その中で純粋に「能力の有無」を確かめられるとの事。そして、うまくいけばお金も手に入るし、何より楽しいという素晴らしい実験方法。今回みたいに残念な（そしてとても悔しい）結果になることもあるだろうけれど、一回いっかいしっかりと反省と改善を繰り返し、いつか科学的に証明できる程のレポートとか書けたらいいなぁなんて。単なる欲と夢ですがw。

母親がNYCにきた時が、久々にカジノに足を運んだ瞬間でした。

その時には大勝ち。母親はきっと持ってるんだろうな…と思っていたその能力を、自分でも意識的に手に入れられる様に頑張ってみようと思うのです。

2014年4月末での収支 : $86

2013年末の収支（母親滞在時）: $320