*

お金絡みの悔しさ。

公開日: : 日々の小話




 

昨日書いた英語勉強法のブログに、何件かの反応を頂く事ができて嬉しい限りです。やっぱりスピリチュアルな感じのブログでは、アクセス数という意味では将来性ないのかもなー。だからと言ってスピリチュアルなお話は止めませんが(笑)

 

勉強のお話も大事だと思うので、今後も書き続けて行きます。昨日のブログも読み返してみると、文章の締め方が下手っぴなので、ちょっとだけ加筆訂正しなきゃと思っている程です。そして、今日はアメリカでの商売のお話。商売のお話と言ってもお客様としての立場でのお話。

 

TOYOTA ディーラーでのオイルチェンジ

 

2004年に初めてアメリカでポンコツの車を30万円で購入して以来、車のオイルチェンジはいつもチェーン店のスタンドみたいな所でやってもらってました。15分でオイルチェンジしまっせ…とか、そんな感じの場所。10年くらい前は20ドルくらいでやってもらえた覚えがあるのだけれど、最近は諸経費とか税金とか入れて40ドル弱くらい。

 

オイルチェンジしなきゃ…という状況が迫ってきて、新しい環境でそんなチェーン店のスタンドを探していたある日、TOYOTA USAからリコールのお手紙が。リコールそのものは簡単に終わるものだったけれど、正規トヨタディーラーに行かなきゃいけなくて、アポしっかり取って、ほぼ初めてのアメリカでのトヨタディーラーへ。

 

体験そのものは素晴らしいかったです。

ヨーグルトとか食べれたし、果物もあったし、美味しくないけれど珈琲もあったし。Wi-Fiも整備されてたし、スタッフさんの対応も良かった。無料のリコールなのに申し訳ないなーと思いつつも、こんなん滅多にない経験やっとディーラー内をいろいろ見て回っていた時、『オイルチェンジ比較』という看板の文字が!

 

そう。チェーン店のオイルチェンジよりも、10%程安いのです。安いのにも関わらず、使うパーツやオイルはトヨタ純正品。もう、こりゃちょっと遠出してでも、このディーラーでオイルチェンジすべきだな…っと安易に考えてしまったのが、今回の悔しさの始まりでした。

 

2014-05-07-08.30.16

 

結局は釣る方と釣られる方なのか?

 

しっかりとアポをとってオイルチェンジへ。

 

「洗車、無料ですけれどされますか?」

 

一層好きになる感じのサービスで。勿論洗車もお願いして。「タイアローテーションはどうします?」との言葉には、「まだ大丈夫ですっ」と笑顔で答えて。「ペイジャー(終わったら鳴るアラームみたいなやつ)」を受け取って待合室へ。ヨーグルトを頂きつつ、ネットを見てたのです。

30分強過ぎたあたりでアドバイザーのような方が近くにきて

 

「ワイパー変えた方がいいけどどうする?」

「ヘッドライトをリストアしなきゃいけないけどどうする?」

「トランスミッション液ももうすぐ変更した方がいいぞ…」

 

っと、様々なアドバイスをくれるわけです。ワイパーは自分で変えられるし、トランスミッションの事も頭に入っていたから、ヘッドライトのリストアの事を聞いたら、「夜のライトの視界が良くなるよー。あれじゃ今見えにくくない?」との言葉。実際、夜のライトが見えにくいなっと思っていたし、今後マリナを夜に空港に届けなきゃいけない事が続くから、”18,000円弱”と高価だったけれどお願いを。というか、ヘッドライト交換にしちゃめっちゃ安いなーと思ったのがに納得してしまったのがよくなかった。確認してなかった。

 

それから40分後くらいに終わったよーっと。

…終わった??ヘッドライト交換、そんな早く終わるか…?との疑問も持ちつつ、支払いへ。ランチタイムに突入してて、それなりに人も待ってたから一通りの説明を聞いて支払って新品のライトへ…。

 

2014-05-07-08.39.25

 

 

あれ…?っと。めちゃくちゃ奇麗なのだけれど、これって新品か…?っと。

ここでクレームを入れても良かったのだけれど、御飯時だし…と変な日本人気質が出てしまい。帰って調べてみると諸々状況が判明するのです。

 

  • Headlamp Restore は、交換じゃなく磨く作業。Restoreって”復元”って意味じゃんっと今更。
  • それにしても人件費に13,000円(40分作業として)は高いんじゃない…??

 

疑問がふつふつと湧き上がってきて、インターネットで同じ地域のHeadlamp Restore サービスを調べてみると、なんと半額以下で提供している事が判明。勿論、ディーラーでのサービスだから50%くらいの上乗せだったらまだ理解するけれど、いくらなんでも二倍以上は酷いんじゃないの…?とクレームに凸すること決定。

 

 

長いネゴの結果、4,000円ちょいの次回のオイルチェンジの時に使えるクーポンみたいなものは貰えたけれど、お昼からの時間ほとんどそっちに使っちゃったし、それ差し引いてもまだ高いし。ディーラーだから…と言われてしまえばそれまでなのだけれど、それでも、超オトクなオイルチェンジで人を集めて、その後不安にさせる様な感じのセールストークでサービスを紹介し、そのサービス自体は市場価格よりも相当高めで。結局、釣られる方と釣る方なのかっと。

 

なんか納得できないのです。久々にお金絡みの悔しさで夜唸ってました。商売だから悪い事してるわけじゃないし、俺も納得しちゃったわけだし(サインしてるからね)、対応も悪くなかったからディーラーだけに文句があるわけじゃないのだけれど、ここから更に考えてしまったのが昨夜だった訳です。

 

 

どうして僕はこういう考え方で苦しんでしまうんだろう?

 

昔から、相当にケチな僕。それは認めているし、でも、できるだけ価格はフェアであって欲しいと思っているのも事実。と同時に、商売人であった時期もあるから、必要経費とか利益率とか考えると市場で値段が一定にならないのも当たり前の知識。

 

それなのにどうして僕は、こういう考え方で苦しんでしまうんだろう…と考えるのです。昨夜の結論は、それはきっと僕が『稼いでない』からだ…という事。

 

無職になって以降、日々家計を預かる身として、100円、200円の節約を心がけていた訳です。たまに頂くお仕事も、時給換算すれば1,000円程度。(それでも家業で働いていた頃の時給換算から比べれば高いけれどw)働いていた頃は、ちょっとくらいぼったくられても、最終的にはまた稼げばいいやと思えていたのです。それが今は思えない。感じられない。実感できない。

 

そして、10,000円ものお金を、市場価格よりも多く払ってしまった金額を取り戻す為に、僕が費やさなければいけない努力と時間を考えた時、どうしても、本当にどうしても悔しくなるのです。小さい男になってしまったな…と吃驚する程に。

 

 

マリナは

「それだけのサービスだったって事でいいじゃん。」

っと気にするそぶりすらみせず。

 

「同じ立場になったら悔しくないの?」っと俺が聞くと、「私はまずディーラーに行かないし、行っても必要以外のサービスは受けない。もし受けても後から市場価格は調べない。ふっかけられるのはわかってるから。」っと超男前の答え。正論過ぎて何も言えなくなったのだけれど、それが悔しさにさらに拍車をかけてしまっていて。

 

 

あー。どうしてこんな考え方で、苦しんで、無駄に時間を過ごしてしまうのだろう。

いつか、トヨタディーラーの工賃代(Labor Fee) みたいに10,000円を一時間で稼ぐ事ができるような人間になれる日はくるのだろうか…。来て欲しいなぁ。そしたら、こんなことでウダウダ言わない様になるのかな…。

 

 

……ちなみに、アメリカでのクレームも久々でした。結構アメリカは、言ってみると、とてもやるきない感じのカスタマーサービスから欲しいものは頂けたりします。

 

Sponsored Link

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + +
ブログランキングに参加しています!
クリック頂けると嬉しいです。明日も頑張れます。

育児 ブログランキングへ
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + +
= = = = = = = = = = = = = = = = = = =
*コメントを書いた後、エラーになる事が確認されています。もしエラーになった場合は、CONTACTから直接メッセージを頂けますと助かります。
*Sometimes, this blog blocks your comment and display an error message. In that case, please send me your comment by filling the Contacts Page above and clicking the button showing "送信". Thank you !
= = = = = = = = = = = = = = = = = = =

関連記事

びっくり嬉しいプレゼント。

  去年迄の僕では、なんか恥ずかし過ぎて共有できなかったAmazonの欲しいものリス

記事を読む

内に奥に入り続けた一年。

  2014年も残り数日。 昨年の心が空っぽのまま過ごした年末年始や、それ以前

記事を読む

男女の役割 / 我が道を進め

故郷高山では大雪みたい……。 停電とか、通行止めとか、陸の孤島を体現しちゃった形になっているけ

記事を読む

雨漏りと、ニューヨークと。

  車で三時間と少しでニューヨーク…という場所に住んでいながら、人混み嫌いと日々の新

記事を読む

no image

あれも欲しい。これも欲しい。

*久々にあまり頭を使わずに文章を書きました。この文体を懐かしいと思ってくれる方は2008年くらいから

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Sponsored Link

PAGE TOP ↑