人生という名の課題。

こうしてブログを書く事。

更に言えば、社会と関わる事からひたすら距離を置いた日々が続いていました。

無職で社会的責任がほぼ無い状態だからできる芸当とは言え、自分を責めながら、かつ無力な自分と向き合う事は、表面的に漂う「何もしていなかった日々」という無為の連続ではなく、自己否定と再構築を繰り返す、それこそとても苦しい日々でした。

狂った金銭感覚と、強制リスタートと。

超長距離ドライブの後の、ふとした体調の崩れがきっかけで。

意識も朦朧としているくらいの疲れを引きずりながら、盲目的に自分を信じきってしまった後の失敗と恐怖があって。

恐怖に打ちのめされる中で、ふと、恐怖の中に残された”未だマトモな自分”をみつけることができて。

その、恐怖から生まれる後悔の波に流されながら、未だマトモな自分を、再度中心に置くために、今迄半年間の狂っていた（ネジが外れていた）自分を強制リスタートさせる心の修行に足を踏み込んで。

そして、精神的に追いつめられ、更に体調が悪化して。

過去に経験した鬱病の時とは違った苦しみがありました。

どうしても認められない素の自分の姿と、この30年間のトラウマと信じてもらえない様な現状から派生した僕の凝り固まった固定観念でできた実像と、親父という反面教師を抱き続け徐々に投影された理想の男という偶像。この三体を、がっつり向き合わせて振り返るという脳内作業の日々は、脳が強制的にストップしてしまう鬱病的な苦しさとはまた違った苦しみを、叫び出してしまいたいような、それこそ狂ってしまった方が楽なのではと思う程の苦しみで満たされてしまっていたのです。

不思議にも、こういう状況に陥る前に書き出した文章が、「お金について」のエントリー。

僕の長年の苦しみのテーマも、「お金」。

素の自分も、固定観念の実像も、理想の偶像も、全てこの「お金」というテーマで共通するのです。

「お金儲けがしたい」

「お金が欲しい」

と言った単純な話ではなく、「お金」という、価値をもった”ナニカ”、例えば紙だったり数字だったりデータだったりが作り出す、幻想の様な現実の中で、足掻き続けてしまっているというお話です。

マリナのおかげで、やっと普通に朝日を楽しめる様になりました。

知らないうちに脳内に侵入していたバグを、やっとのことで見つけ出す事ができました。マリナ曰く、それはずっと、とても明らかな所にあったのらしいけれど。

バグは見つけたけれど、その駆除方法はまだ見つかっていません。見つかれば、或いは言い換えて、”バグがあると理解できていれば”、その駆除方法はそれほど焦らなくても、ゆっくりと見つけていけば良いのだろうと思っています。

基本的に僕が文章を書く時は、自己満足で終わってしまう事が多いです。

誰かの為に文章を書く事があっても、それはとても限定されたターゲットを狙う文章になってしまいます。不特定多数の方をターゲットにした文章は、僕はまだ書けないのかもしれません。あるいは、書きたくないのかもしれません。

同様に、これから何回かに分けて書くだろう、この「僕が抱えた人生という名の課題」シリーズは、僕の過去と今、そして未来を時間軸に囚われずに書き続ける、とても自己中心的な、そして自己満足の為の文章になります。

それでも、もし、そんな文章で、一人でも多くの人に、自分を見直すキッカケになったら、僕のモラトリアム的に悩んで苦しんでいる日々は意味があるのかな…なんて思うのです。もし一人でも意味を見いだす事ができたら、それは僕の、何よりものモチベーションになりますし。

ヘミシンクも諦めた訳じゃありません。

精神世界のお話も、今後も書き続けて行きたいと思っています。

ただ、5月後半以降、なぜか一気に「不思議体験」ができなくなってしまった僕が、ずっと求めてきた理由は、この瞬間の脳内改造にあるのかもしれません。それほど、自分の中のバグを見つける事ができたのです。

今後のスタイルを考える前に、まずは、文章にします。

相変わらずの自己中文章ですが、お付き合い頂けましたら何よりです。

もし、僕という人間に興味を持って下さっている方であれば、きっと、とても面白いシリーズになるんだろうと確信しているので。

とりあえず、生存のご報告まで。