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毎日出会う神様とは。

公開日: : スピリチュアルな意味




一週間に三回、それぞれ一時間ずつの授業が加わっただけなのに、なんだか日々の予定が詰まってきています。宿題も出るし、家事も以前よりもしっかりとしているからなのかな。誰かの役に立てているという実感、そして日々新しい学びを積み重ねているという体感は、生きて行く上でとても貴重なものなのだなと思います。もしかしたら、この二つの感覚こそが、幸せを感じる上での必須条項なのかもしれません。

もちろん、上記二項に加えて、お金も稼げて自己肯定を創り出せたらもっといいのだろうけれど。でも、その自己肯定は、もしかしたら必要ないのかもしれないっと最近思う様になりました。

 

自己肯定、という単語を出して、前回からの流れも受け継ぎます。自己(私 / 我)と神様について。どこで読んだのか、はたまた誰から聞いたのか、恐縮ながら失念してしまったお話。いろいろ解釈を重ねて、もしかしたらオリジナルの話になってしまっているかもしれない興味深い例え話。僕の話を聞きたいと言ってくれる友達や知人には、直接伝えた事もあるお話です。

 

神様とは、毎朝、そして毎晩出会う

 

皆さん、朝起きたらまず最初に何をしますか?

ヘビースモーカーだった昔の僕は、「煙草を咥えるっ!!」と意気揚々として答えてたと思いますが、一般的には洗面所に行って顔を洗ったり歯を磨いたりされると思います。

続いて、皆さん、夜寝る前には何をされますか?

これも同じで、一般的には洗面所に行って顔を洗い、歯磨きをされると思います。

 

一般的な洗面所に共通するもの。それは、『鏡』です。

 

毎朝&毎晩、洗面をされるときに、僕らは、”神様”に出会っているのです。

 

 

八百万の神(やおろずのかみ)と表現し、全ての存在に神が宿るという考えが真実だとすると、僕にも、貴方にも、そしてもっと細かく言ってしまえば、僕らの細胞ひとつひとつにも神が宿る……という事になりませんか?

 

上記だけだと、勘違いとか単なる思い込みとかに過ぎない感じもするので、ここで言語の面白さと奥深さを含めて解釈を広げる事にします。言語は、僕ら人間が、とてつもない程の長い年月と努力を重ねて作り上げてきた、”次の世代に残す”ツールのヒトツです。そこには沢山のヒントが隠されていると思うのです。

 

『鏡』、ひらがなで書くと、『かがみ』

僕らは日々、”私が、僕が”というエゴと一緒に生活していて、そのエゴが僕ららしさを創り出し、多くの場合苦しみを創り出してしまう自己という感覚ですが、その”私”という感覚を完全に抜いて鏡の前に立った時、そこには神様があらわれるのです。

 

『かがみ』ー『我(が)』=『かみ(神)』

 

……ね?

こじつけに聞こえるかもしれませんが、実際、瞑想に置ける目的のひとつは、我(エゴ)を無くすことにあります。目的を達成した時に悟りを開き、仏陀(悟りを開いた人)となるのであれば、『我』という概念を無くした時に、『神(仏教ではブラフマン)』に会うというのは、こじつけだけの論理ではないはずです。

 

僕らは日々、神様と向き合って、出会いながら生活しているのです。

 

 

こじつけついでに英語でも紹介。

英語で鏡は『MIRROR』と綴ります。

 

Mirrorの語源を辿るとラテン語の単語に行き着きます。『見る(凝視する)』とか、古代ラテン語だと『不思議に思う』とか『感嘆する』という意味の単語が語源なのです。同じカテゴリーの単語には、Miracle (奇跡)という単語もあるのです。更にいうと、類義語には、Admire (慈しむ、賞賛する)という単語まであるのです。

 

『鏡』という単語の周辺には、『奇跡』があり、『人々が感嘆し、賞賛する』何かがあったのです。それこそ『神』という存在だとは思いませんか?

 

 

一番近くにいる神様は自分自身

 

上記はこじつけに聞こえるかもしれません。でも僕は、こじつけでも良いと思うのです。神様が宿っている物質が回りに溢れている中で、一番身近にある物質は自分であり、そしてその自分に宿るはずの神様こそが、一番近くにいる神様で、それが結局は自分なのです。

今、巷には『愛』という言葉が溢れています。

『愛』という言葉にはとても力強さがあり、実際にパワーもあります。そして、『自分自身を愛することが成功の秘訣だ』と言った、愛する事とエゴの目指す所を一緒くたに説明しているものもあります。

 

何が正解で、何が間違いかなんていう事は僕はわかりませんが、自分の中にいる神様に感謝の気持ちを持てた時、その気持ちは慈しみの気持ちに変わり、そしてその『慈しみ』こそが『愛』だと思うのです。今、こうしてここに僕らが存在している事は、紛れもない奇跡なのですから。

 

過去半年間、こういった小さな幸せを集める生き方をしていました。

途中で道を見失ったり、逆に僕の30年間の間に見つけたけれども忘れてしまっていた幸せを見つける事もできました。すると、日々の苦しみというのは、やっぱり軽減されて行くのです。勿論、日々悩み続けるし、苦しんでも居るのだけれど、それでもやっぱり言葉だけじゃない『感謝』や、『愛』が理解できているような気がします。

 

まだまだ、上手く文章にはできていないけれど、こうして書き続ける事で、何か形になったらいいなぁと思いつつ。最後に、モンロー研究所で撮った僕の神様(ただ鏡に映ってる僕ですが)の写真を(笑)。当時は、何もわかってなかった気がします。ひたすらに、死んだ親父に会って話を聞きたかった。それだけの為にひたすら動いていたのだと思います。そこから全てが始まったのです。

 

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