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【定期】”できること”について

公開日: : 日々の小話




 

最近、気持ち悪い程すっきりする(ポジティブな)文章しか書いてなかった気がするので、懐かしい感じすらするウダウダする文章を書いてみようかなっと。別にネガティブという訳じゃないのだけれど、人間らしい悩みが詰まった文章、且つ長いのに結局結論迄辿り着けていない様なウダウダ文章は僕の原点である様な気もしているので。

 

昔は書かなくても良かった【定期】サイン。

それはつまり、昔は無意識で書いていたウダウダ文章を、今は意識して書く様になったということ。そう考えると、少しは成長できているのかなぁなどと、ここでもスッキリ感を醸し出しそうな書き始めになってしまいそうなので、もう本題へ。

 

”できること”にどうしても焦点を当ててしまう

 

マリナとの結婚生活を送る中で、

『幸せはきっと線で存在できるものじゃなくて、点で現れるものだから、その幸せの点を沢山見つけて、積み重ねて行けば、きっとそれは幸せな人生なんだろう』

っと、ちょっとした悟りちっくなものを開いたにも関わらず、日々の幸せの点を見つける作業との同時進行で、”不幸(に思えてしまうような)点”も探してしまう自分がいるのです。人と比べて自分を蔑んでみたり、不十分だと思ってしまうのは、向上心という動機をかき立てる素晴らしい薬にもなるのだけれど、その副作用で、不幸っぽい感覚を見つけてしまう事もあったりして。諸刃の剣なわけですよ。

 

度々このブログにも書いているけれど、僕が今住んでいる場所は大学町。

めちゃくちゃ小さいど田舎の辺鄙な所に、リベラルアーツの大学があるもんだから、基本的にはお金のある学生さんか、意識が高い専門職の大学教授とか大学関係者の方が集まる場所なのです。人が集まれば、趣味の領域を形成する動きが出てきて、スポーツクラブがあったり、音楽をやっている人があったり、はたまたスピリチュアルな事や気功を楽しんだりする人もいたりして、それなりに日々は彩られています。

 

僕はサッカーが大好きで、週末はテレビでヨーロッパのサッカーを観戦するし、唯一(且つ廃人的に)遊ぶテレビゲームも、サッカーもの。中学校時代はおデブちゃんでサッカーは最初から諦めモード。高校時代は音楽と恋愛に目覚めてインテリモード。大学時代は完全に”モテる”事にフォーカスを当て過ぎてアホモード……っと30歳になるまで、実際にサッカーをする機会がなかったのです。ずっと好きだったのに。もう少し言い訳をしてしまうと、サッカーというチーム競技である以上、ヘタクソな自分が入る事でチームが負けてしまう……と言った、小学校時代のトラウマ的な恐怖感もあって、サッカーがしたくてもしない言い訳を作っていたのかもしれません。

 

大人になって、その”遠慮”がぶっ飛び、Pick Up ゲームという老若男女が参加できるサッカーの集まりを紹介してもらったのもあって、毎週一度か二度、下手なりにサッカーを楽しんでいるのです。

 

 

しかしながら……。気分が落ち込んでしまう時は、やっぱり自分の能力不足に情けなる訳で。

 

 

ほとんどの人が僕よりはサッカーが上手な訳です。

そして、そのほとんどの人が、大学で教授(准教授・助教授)として教鞭を取っていらっしゃる方なのです。ほとんどがPh.D(博士課程)を持ち、そして自分の専門性に誇りをもっていらっしゃいます。

 

そこにきて、僕は特に専門性がある訳でもないし、そしてやっぱりなんだかんだで無職という状況になってしまっている自分に悩んでしまうのです。仕方がない状況だし、その無職の状況だからこそ得られたものは凄く沢山あって、このブログで書いている様に感謝もしているのですが、あまりに理想とかけ離れたサッカーのプレイをしてしまった後は自己嫌悪に陥る時間もあって。

 

頭が良くてスポーツもできて……って、もう完全にスーパーマンやん!っと。

そんな人に憧れていた僕。やっぱり人と比べる性格は直ってないのだなっと。

 

 

 

ただ、僕はスーパーマンになる必要がないというのは、薄々と気がついている事でもあるのです。もしかしたら、”What the man can do…(何ができるか)”よりも、”Who the man is…(どういう人間か)”という考え方に変わりつつあるのかなっと感じ始めているからです。

 

……もしかしたら、もうとっくの昔に、パラダイムシフトは起こっているのかもしれませんが。

 

atsushi_smile

 

 

 

人と比べる場合は、どうしても、”できる&できない”にフォーカスを当ててしまいがちです。そして、自分のできない事&出来ていない事と、人様ができる事&出来ている事にギャップを感じ苦しんでしまうのです。

 

その苦しみを乗り越えるのではなく、苦しみそのものを生み出さない様な思考回路ができたら、またヒトツ、幸せの点を見つけやすくなるのだろうな……などと思うのでした。

 

 

あれっ。案外うだうだしてない文章になったぞ。

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