*

動ける範囲で動いてみること。

公開日: : 僕の取扱説明書, 日々の小話




 

2015年が始まって、早くも2ヶ月が過ぎて。

全くと言っていいほど計画されたイベントがなかった2014年に比べて、今年はイベントが盛りだくさんで。

年初に母親が起業したプロジェクトのお手伝いと、今月に予定されているマリナの出産、そしてこれからずっと続いていく子育てがメインになるのだろうけれど、そのバタバタした(充実した)日々を1年ぶりに過ごせていることに、心から感謝の気持ちを覚えつつ。 と同時に、去年一年間の違和感(異形感)というのが際立ってきて。

 

素晴らしい一年だったのです。ただ、ひたすら自分と向き合う一年だったんだなっと。良い意味でも、そして悪い意味でも描写できてしまうくらい、自分の中を見つめ、葛藤し、そして「動かない言い訳」を作り続けた一年だったなぁと思うのです。

 

 

動ける範囲で動いてみること

 

 

「働けないから働けない = 条件が揃わないから動けない」というのが、去年の僕の基本論理でした。

その「働けない状況」は今でも変わってなくて、実際に働いていないのだけれど、有り難いことに母親のビジネスを無償で手伝うという形で、「働いて得られる生き甲斐や達成感」は得ることができているのです。お金は入ってきてないけれど、もともと嫁の収入で生活が成り立ってしまうから変えることができない、この「働けない状況」。母親の仕事を手伝うと言った、親孝行も兼ねている今の動きは、とても素晴らしいことだと思うのです。

 

今だからこそ。振り返って見て、初めて言えることがあります。

「”動かない理由”をひたすら並べていたなぁ。」

 

……ということ。

 

動かない理由を並べて、動かないことが悪いわけじゃないのです。でも、思うことと書いていたことが違う自分もいて、「動きたいんだったら動けばいい」、そんな文章を書いていた自分もいました。

母親の起業を手伝うという具体的な目的ができたからこそ抜け出せた環境でもあります。目的を作れなかった自分がいるのです。そんな自分を責めるつもりもないし、動かない理由を並べていたことすらいい経験だと思うほどです。

 

ただ、苦しかったのは事実なのです。

動けなくて、そんな動けない自分に正当性を持たせることができないで。

だからこそ、”動かない理由”を並べて苦しんでいる人はきっと僕だけじゃなくて、そういう人が偶然にもこのブログにたどり着いてくれて、その結果、少しでも一歩でも前に進むきっかけになってくれればいいなぁと思うのです。

 

 

距離があってもできること。

 

インターネットが凄いのはもう言う迄もないことなのですが、母親にとって難しい(面倒で時間がかかること)を僕が代理で行う事で、60歳間近からの起業をスムーズに行えていると思います。そりゃ、本当だったら身近にいて、一緒にあーだこーだ話し合いながらが一番なのですが、日本にいたら僕はきっと違うところで仕事を見つけているような気もするし……っと、「もし」を考えない今だからこそできているお話です。

 

例えば。

– クレジットカード決済のSquare

(母親からの招待リンクです。手数料が一定分無料になったりお得です。https://squareup.com/i/F5631787)

 

– クラウド会計ソフトのFreee。


 

こういったサービスを使うことで、時差が14時間もある日本とアメリカで、なんとか商売ができてしまうのです。製造に忙しい母親に変わって経理の事務作業がインターネット越しにできてしまうのです。メールやインターネットが疎い母親に変わって、お客様とメールのやり取りをし、クレジットカードでのご注文を受けることができるのです。

 

 

(僕も耳が痛いですが)厳しい言い方をすれば、インターネットが整った現代では、動こうとして動けないことはないのかもしれません。「動かない理由」を並べて、動けない環境に安息を感じているのかもしれません。不便でも、理想ではなくとも、動けることはあるのです。

 

お金や結果に執着して、動かない日々が続いていました。

数百万円のお金が毎月動く生活から、数千円の、下手したら数百円の買い物すら躊躇する生活の中で、動かない理由をひたすら自分のお守りのようにしていました。

 

繰り返します。

「動かない理由」を並べることが悪いのではないのです。「動かない理由を並べて、必要以上に苦しむこと」を少しでも改善できたらと思うのです。「動かない理由があって、それで幸せ」というのであれば、最高じゃないですか。実際、僕のような立ち位置を幸せと感じる人もいるでしょうし。

 

嫁が食べさせてくれて全く働かなくていいって言われてる人生も、人によっては幸せです(笑)

 

 

動ける範囲で動いてみること。

それがどれだけ非効率でも、非生産的でも、利益が少なくても、ボランティアでも。

それが改革の一歩になるのだと思うのです。

 

 

 

偉そうに書きましたが、僕はまだその一歩をそろそろと踏み始めた段階。また違う立ち位置で文章を書き続けていけたら、と。

 

 

 

Sponsored Link

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + +
ブログランキングに参加しています!
クリック頂けると嬉しいです。明日も頑張れます。

育児 ブログランキングへ
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + +
= = = = = = = = = = = = = = = = = = =
*コメントを書いた後、エラーになる事が確認されています。もしエラーになった場合は、CONTACTから直接メッセージを頂けますと助かります。
*Sometimes, this blog blocks your comment and display an error message. In that case, please send me your comment by filling the Contacts Page above and clicking the button showing "送信". Thank you !
= = = = = = = = = = = = = = = = = = =

関連記事

誰にでもわかる、面白い話を書く。

  基本的にとても仲のいい僕と母親。 「マザコンかっ!」っと突っ込まれても、「

記事を読む

知らなくてもいいことばかり。

      「FBから距離を置くぜっ」っとか、かっこよさげな

記事を読む

感情を抑えているのか、それとも……。

瞑想を日常に取り入れる様になって約一ヶ月。 実際に瞑想を体験する迄は、時間の無駄とすら

記事を読む

【続】必要なものは与えられている。

  以前からは信じられないような心の静けさを感じている最近の日々。この平穏さが、僕に

記事を読む

”無条件の愛”として

  モンロー研究所から帰ってきて、ずっと心の中で振動し続けている言葉があって。 その言

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Sponsored Link

PAGE TOP ↑