僕にできること。僕にできたこと。

本舗飛騨さしことして、そして個人的に支援をしている
「大槌復興刺し子プロジェクト」
2月2日に着任してから、早くも6週間以上が経過しました。
覚悟を決めて支援をする決意を書いてからも、6週間。
まだまだ僕にできることは沢山あるのですが、
予定していた支援業務は一段落し、今後は如何に現状を維持できるか…という仕組みを考える最後の10日間を見据えています。実務としての作業はほとんど完了しているとの把握の中で、僕ができること、そして僕ができたことをこうして一般に公開する事で、このプロジェクトが目指すもの、このプロジェクトが必要としているもの、そしてこのプロジェクトと、ひいては刺し子も含めた手仕事の大切さを紹介できればと思っています。
3月11日には、中日新聞に記事を取り上げて頂けました。
今後、僕とプロジェクトの関係にフォーカスを当てたテレビ放送もある予定らしいです。
（確定ではないですので、大きな声では言えないのですが）
震災から一年と一週間。
被災地では、何も完結していません。
勿論、物質的な支援はある程度行き渡り、生きる事が厳しい状況は脱した感はあります。
ただ、復興は完結していない。
復興は3月11日の一日、つまりは点で表現できるモノではなく
復興は、今後10年も、20年にも及ぶ、
現地の人達を中心とした、「継続的」な流れの中にあります。
その継続的な復興を支援する事が、支援できる事が人間としての素晴らしさだと思うし、
逆に、「支援して頂いている」状況に感謝し、一歩ずつしっかりと前進して行く被災地の皆様の未来なのだと思います。
少し偉そうな事を書きましたが、
こうして現地に二ヶ月滞在して、人生観が変わりました。
僕らは一人じゃない。決して。
そして、僕は一人では何もできない。でも、一歩は踏み出せる。何かに変化を齎す事はできる。
復興支援に全力を出してきた、この6週間。
このブログでも、Twitter等の個人メディアでも、このプロジェクトの事を紹介する機会は多くありませんでした。
今後、また自分の本業に戻り、また自分の愛する家族の元に戻ってから
このプロジェクトが一層の発展ができるように、全力で応援と支援を続けていけたらと思います。
まだまだ、何も完結していない。
今後とも皆様からのご協力をお願い致します。
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本舗飛騨さしこを通して、一口300円からこのプロジェクトの支援ができます。
刺し子をする上で絶対的に必要な刺し子糸を、皆様に購入して頂き、
その購入分を現地に送ろうというキャンペーンです。
是非、ご協力下さいます様お願い致します。
「本舗飛騨さしこ　支援糸キャンペーン」