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肩書き




 

「It is impossible NOT to smile at these events – 」

マリナの職場の大学で行われたDog – Therapy の担当責任者だった彼女が学内新聞への取材で応えた一言。動物好きなマリナにとってはいい感じの担当だったみたいです。

 

2014-01-31-15.33.23

 

 

さて、肩書き。

この新聞にも書いてあるけど、マリナの肩書きは「Staff Psychologist」です。日本語で言えば臨床心理士。博士過程を取得、もちろんライセンスも持ってます。「研究とか出版よりも、現場で一人でも多くの人の力になりたい」ってずっと言ってたマリナが叶えた夢。

 

博士課程通ったとか、大学で働いてるって言うと、どうしても=教授職となりがちなのだけど(面倒だから時間がない時は僕も訂正しないけれど)マリナは教授職じゃないです。教授職へ進む道もあるけれど、今はその興味はないっぽい。プロアスリートで国代表すら経験してアメリカに特待生で留学後、大怪我して挫折、それでもしっかりと10年来の夢を叶えてしまう当り、尊敬しかないです。

 

ええ。嫁自慢です。

 

 

嫁を自慢してて、ふと思うのです。

親父も、母親も、そしてマリナも、僕の事を自慢に思ってくれているのです。ここで、僕自身が頭を捻ります。「彼らは僕の何に対して自慢してるんだろう…?」っと。謙遜じゃなく、わからんのです。

 

今迄は、スキルの乏しさにウダウダ言いながらも、肩書きに助けられていた様な状態でした。「アメリカ留学中」「一部上場企業のサラリーマン」「伝承工芸の担い手(跡継ぎ)」っと、何かしら縋るものはあったのです。

 

前のブログでも書いたけど、今はそれがない。無職?主夫?

凄くすごく失礼な言い方をすると、「男は外で働いてなんぼ」という昔気質の考え方があって、むしろ周囲でみてもその考え方が一番強いのは僕で、だからこそ苦しいのかもしれません。

 

勝ち抜く事。人よりも収入を得る事。優越感から安心感を得る事。

全て当たり前に感じても良い事。でも、それだけじゃない幸せもきっとあるんだろうなっと思うのです。そして、それは両親もマリナも既にわかっていて、僕だけが理解しても心の芯では感じきれてないことなんでしょうか。少しずつ飲み込んでいくしかないんでしょうけれど。

 

「あるものに感謝して、目の前の事をすべきだ。」

「ないものばかりに目を向けるんじゃない。」

 

自己啓発と呼ばれるもの、セラピーと呼ばれるもの、ポジティブシンキング、あるいは真理と呼ばれるもの、沢山読んで、沢山話を聞いて、沢山ディスカッションして。理解はできる。でも、それだけじゃ足りない。理解した先に大きな壁がある。

 

意識して行動する事から始め、そして最終的には無意識で様々な「生きやすい生き方」を実践できたらいいな…と思うのです。肩書きなんて気にしない生き方。人より優れる能力を探し続ける事がない生き方。自然に感謝できる生き方。探さない生き方。モラトリアムなんて書いてて、思いっきり矛盾してますが(笑)

 

 

数年前から不思議な能力は育ってきていて、友達へのアドバイスは結構できるのです。

(昔は好きな友達しか無理だったけど、近年初対面でもなんとかなる。)

それだけ意識を集中しても、それこそ精神世界を勉強しても、自分以外の方には状況把握もアドバイスもできるのだけど、なかなか自分へその能力がむかない。人生、難しい。そしてだからこそ、面白い。

 

もし僕の不思議な能力の話が聞きたい方がいたら、直接メッセージを送って頂くかコメント下さいませ。今だったら結構時間あるのでお力になれることもあるかもです。

 

 

 

 

…最後に、嫁自慢を(笑)。美人っしょー。

顔出し、大丈夫かな…。怒られるかもしれないので、日本語だけのエントリーです(笑)

2014-01-31-15.33.27

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Comment

  1. たかし より:

    「里山資本主義」の藻谷浩介が高山に来て講演を聴きました。最高でした。

    里山資本主義
    0 サブシステムである
    ①マネー資本主義の対極
    ②金を使わず畑作って物々交換
    ③手間とコミュニティを活かし生活
    ④スーパーで買わない=国際競争、なぜなら物流に頼らないから石油輸入に依存しない

    結論 高山は本気を出せば国際競争ができる。これはサブシステムだから一時期参加でよい。

    藻谷さんは僕的に「現代の伊能忠敬」
    合併前のほぼ全市町村を自費で周り、年間400以上の講演を物々交換レベルでする。

    ちなみに、里山資本主義はウォール街を取材したNHK「マネー資本主義」のディレクターが広島に島流しにあい作った地方番組の書籍化です。

    高山→東京を目指す我が家ですが、その逆も担保された気がして勇気と安心を得ました。

    今日の朝日新聞曰く、伊能忠敬は晩年は天文学に打ち込み、世代交代が上手くいった数少ない人物だそうです。
    「公」を考える。
    朝日新聞に載せられたテーマでした。若くしてここに着目するのが許される人間はわずか。鬼丸さんとか、家入一真とか。

    でも、あこがれる最近です(^^)

    • より:

      藻谷さん、高山来てたんだー。講演、羨ましいです。
      「里山」という生き方を実践してる人達、実際の生活を目の当たりにして、羨ましいなっとすら思っちゃうくらい。「美ら地球」の皆さんと会った事ある?代表の山田さん始め本当素晴らしい方々ですYO。

      高山→東京も、東京→高山も、どっちも正解だと思う。
      「どちらも」というのがキーワード。舞踊家 谷口裕和さんと日下部家ご夫婦とのトークセッションの時もこの話になった気がする。俺の場合は、日本も海外も、だけれど。「適応できる=その場の資源を利用する」っていう生き方ができれば、きっとどんな道選んでも幸せにはなれるのかな。んでもって、「資源を利用する」っていうのは、「公」を考えることなんだと思うさ。孝はそこに向かってると思うけどなー。

      はい。ほとんど、僕自身への応援文章でコメント書いちゃいましたw。
      また語りたいね。

  2. おさむ より:

    あなたが、素を(心を)開いているからでしょう(^ω^)
    どうしても人間てやつは(特に日本人は)鎧を着ますからね〜
    また他人と競争するつもりはないが、比較して劣等感を持ってしまう… しなくても良いのにね(; ̄ェ ̄)

    • より:

      >おさむ さん

      僕も戦国武将も真っ青なくらいの鎧を着てます(笑)
      きっと家族にはパンツ一丁で接してるんでしょうね。だから良いのかも。だから一緒でいられるのかも。

      劣等感も優越感も、必要ないんですけど、なぜか持っちゃうんですよね。
      これも脳が安心を求めて無意識に求めちゃってるのでしょうか。人間という細胞の固まりは、本当面白くできてると思います。

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