桜の季節、日本にいないということ。
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30歳からのモラトリアム 再出発
4月、桜の季節。
盆地で雪国の飛騨高山にも、4月の中旬頃には桜の開花の訪れがあって。運が良ければ、盛大な春の高山祭りの時に、満開の桜と絢爛豪華な祭り屋台の競演も見れる程、素晴らしい季節。それが4月。
屋台組と言われる、祭り屋台を守る町内の一軒の長男として生まれて、留学中以外は何がなんでも帰省して、あるいはどんな用事よりも優先して参加してきた春の高山祭り。今年は参加できそうにありません。
親父が亡くなって、新しい経営陣が牛耳るようになった家業から追い出された形になってしまった以上、僕は帰る事はできません。町内の方に可愛がって頂いているから、余計に寂しいのだけれど、親父の意志を蔑ろにするような今の会社には絶対に戻る事はできないし、どれだけ心が広くなった僕だとはいえ、僕の母親に対する虐めや、数々の言葉の暴力を許す事はできないのです。
春の高山祭り。毎年の恒例行事だったのに。
いつか、きっと帰る日はくるんだと思います。でも、それでも、今は無理です。親父も、「今は帰るな。まずは自分の事を考えろ」と言ってくれている様に思います。足元を見つつ、あの当たり前だった日々に想いを馳せながら。
30歳にもなって、ホントの意味で家を飛び出した気分です。「帰れないや…」って。
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