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心がささくれだつ日があっても。

公開日: : ヴィパッサナー瞑想




 

特別な理由など思いつかないのに、どうもいらいらしてしまう日というのは、どうしても存在して。心がささくれだつ感覚がどうも好きになれず、無理に笑顔を作るのも違う気がして、ちょっと気持ちが定まらない週末になっています。

 

昔は、こういう日があると、ひたすらに解決策を模索していて。

不快感には論理があって、苛立つのには理由があるはずだから、その理由を突き詰めて解決する。あるいは、目に見えないストレスが積み重なった結果かもしれないから、何かストレスを発散する様に動き出す。今考えると、ちょっと不毛にも思えるような心内の葛藤を繰り返していました。

 

ただ、苛立った状態でそんな落ち着いた論理的な行動など取れるわけもなく、結果的にはイライラしてマリナに突っかかってしまったり、中途半端に睡眠に逃げたり、心がささくれだった日そのものを恨んだり、環境に愚痴ったりして。

 

落ち着かないからこその”観察”

 

最近は、というか今日が久々にイライラしている日なのだけれど、心がささくれだっても、以前よりは上手に対処できているのかなっと思うのです。イライラしているからこその瞑想。心がささくれだって落ち着かないからこその、心の観察。

 

客観的に書いている程うまくは行っていないけれど、それでも外に向かってしまう感情を、内にある間に観察し、その感情が何を求めているかがわかることができれば、それは素晴らしいリラックス方法になるわけで。理由がわからないままささくれだってしまった心には、僕が主観的に決める付ける解決策が必要なのではなく、ただシンプルに、話を聞いてあげる存在が必要なのかなと思うのです。

 

全て、僕の心の中で起こっている事に、主観とか客観とかっていう捉え方で解釈を加えるのは少し変かもしれないけれど。あるいは、主観も客観もなかったり。

 

YourSpace

 

 

僕以外の心の苛立ち、悩み、苦しみだったら、その方の話をきいて、ある程度の返事はできる様になった今、最終的に僕が必要としているのは、僕自身の心の声を聞く能力なんだろうなと思うのです。それが一番難しいんだけれど、とても重要だなと。

 

心がささくれだつのに、イライラするのに、実は理由なんてなくてもいいのかもしれません。ただ、僕ら人間が誰かに話を聞いて欲しいと思う瞬間がある様に、心も僕らに話を聞いて欲しいと思っているだけなのかもしれないから。

 

*基本的に、”僕”という存在と”心”という概念は同じものだとは理解しつつ、”魂”と”脳”は違う存在だとも思っているので、こういうエントリーになりました。上手く文章化できてない感じがして、情けないのだけれど……いつか上手く表現できる様になったら嬉しいです。

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