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家族円満の年越し。

公開日: : 日々の小話 ,




 

2014年。このブログの書き納め。きっとすぐに書き始めにはなると思うのだけど(笑)

 

先日、一年を振り返る旨の文章を書いて、その文章を書き納めのブログにしようかと当初は目論んでいたのだけれど、葛藤が続いた一年を改めてゆっくりと振り返るというアホな試みをした結果、昨日(アメリカ時間の30日)に、駄文を感情に任せてブログに書きなぐってしまって。まるで、感情のダムが壊れたかのように。そのまま終日、すべきことはしつつ、ぼーっとしてしまい、その感情の荒波を鎮める為に、クッキー作りに逃げたり(笑)

 

泣きながらマリナと話すことで、ふと、僕が抱える空虚感みたいなものの原因もみえてきて。まだ言葉で表現できるだけの考察は纏まっていないけれど、きっと30年間守ろうとしてきたものが、親父のおかげで「もう守らなくていいんだぜっ!」っていう、ある意味では解き放たれた状態になって、それは自由で素晴らしいのだけど、少しだけ「混沌がなくなって寂しい」状況になったのかもしれないと思う。

 

 

そりゃ、平和や平穏、安定が一番だし、僕自身それを求めているはずなのだけれど、ずっと表面的な「円満な家庭」を演じ続ける家族と、それを守る為に役割を勝手に見出していた僕にとって、この年末年始といった行事は、象徴的なものだったんだなって。今更だけども。

 

 

家族円満ってなんだろう?

円満な家庭がおくる年越しってどんなんだろう?

 

朧げながら、親父と母親、そして弟と4人で布団を川の字に並べて、紅白歌合戦を見ながらどうでもいい話をしていた風景が頭を過る。寂しくなって、もう一度親父に会いたいなっと思う。その時間には、「円満を演じざるをえない人物」は存在していなくて、僕ら親子4人には、絶対的な家族円満な時間があったんだなっと、感傷にふけってみたり。

 

来年には僕が親父になる番で。

アメリカで暮らすユダヤ人の母親を持つ僕の子供に、どこまで日本の文化を体験させてあげられるかはわからないけれど、それでもきっとユニバーサルな円満な家庭を作り出してあげたい。というか、作り出すんじゃなくて、それが自然であるような家庭にしていきたい。もちろん、我が家の愛猫のプリンセスも。

 

kakiosame

 

 

多くの困難を乗り越えてきた(&今も困難は進行中)僕らであれば、それはきっとできるはずだから。

そして、そんな今を大切に思ってくれる母親と、幸せをつかもうとしている弟も含めて。

 

 

親父亡き今、もう一度、円満な家庭を楽しむことこそが、親父が存在する円満な思い出に敬意を払うことだと思うから。Facebookに投稿されている数々の家族円満の年越しの写真。おいしそうな料理の写真。羨ましいなぁと思いながら、僕が手にしている幸せにも心から感謝をしつつ。世界中に素晴らしい新年が訪れますように。

 

今年も一年、ありがとうございました。

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