刺し子という手仕事
2008年から2013年まで、「刺し子」という日本に残る手仕事文化の継承に人生を懸けておりました……。
父親が社長をしていた「飛騨さしこ」という刺し子製造業(専門店)の三代目として、いろんなものを犠牲にして、あるいは天秤にかけて、家業を支える事を選び働いていました。そして、いつからか「刺し子」に存在意義を見いだし、私自身の生きる意義にもなっていたのです。
2013年の社長急逝後、母親や従業員さんの期待と、僕の覚悟とは違う方向に話が進み、結果として今は刺し子から離れて生活をしています。それでも、「飛騨さしこ」からは距離を置かれたカタチになっても、「刺し子」は僕の生き様のヒトツでした。そしてきっと、これからも生き様のヒトツであり続けるのだと思います。
刺し子と一緒に生きた、というか刺し子に捧げた5年間をここに、少しずつ記します。
未だに思い出すことすら苦しい過去ですが、それでもヒトツずつ昇華して、また僕の生き様と言える様になる為に。
*写真は招待されて訪れたオランダでのワークショップが終わった後、観光でハーグを訪れた時の一枚です。苦しい経営状況にお互い愚痴をこぼしながらも、Skype越しに、親父に希望を伝える事ができた時間でした。
(会社名義のサイトやウェブサービスは閉鎖しましたが、残されている刺し子関連のブログです。)
刺し子好きな一人として……。
(仕事を通して出会う事ができた震災復興事業を紹介します。ここでの人々との出会いが、今の僕を作っています。)
大槌復興刺し子プロジェクト
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公開日:
最終更新日:2014/05/16