10日間の非日常にある現実。

最後の更新から時間が空いてしまいました。なかなかブログを書く時間がみつからなく。

……というより、ここ2週間弱、全くインターネットを使わない生活をしていました。インターネットだけでなく、読む事も書く事も、そして話す事もアイコンタクトをしてコミュニケーションを図ることすらしない、完全なる内なる時間。

10日間の非日常の世界に飛び込んでみました。ある瞑想法を学ぶ為に。

Vipassana Meditation （日本語版ウェブもありました！→ 日本ヴィパッサナー協会）

10日間の完全沈黙。自分との向き合い、そして瞑想を通して行う、Mind（意識）のPurification （浄化）。正直、舐めてました。瞑想法を学びに行くのであって、実際に出家するわけではないのだし、そんなに大変じゃないだろう……と。でも、実際は、「頭で考える発見”だけ”に意味はなく、実体験を通して得られる発見こそ悟りに近づく（意訳）」という教えの元、ひたすら現実と向き合う事になったのです。

去年の今頃は考えられなかった時間の使い方。

10日間もの間、一切メールを見なかったり電話をしないことなど、仕事をしている上では絶対に有り得ない事でした。ここ半年、自分が納得いかない環境内で「内なる苦しみ」を勝手に創り出していた僕に、モンロー研究所で話を聞いてくれたある方が勧めてくれたのが、このVipassana Meditation。

モンロー研究所、そしてヘミシンクは、どちらかと言えば意識を身体の外に拡張させる事で（あるいは離脱させる事）で、新たな発見をし、そして心の平安を得ていくというプロセスです。

逆に、このVipassana Meditationは、意識をたった一点に集中し、且つ、”気がつくこと”に集中する事により、内なる発見をする瞑想法です。（仏陀が悟りを開いた方法とされています）

半年間の間に、こうして面白い二つの方法を学べている事。

極端な方向に進みがちで、極論に辿りがちな僕への、バランスよく行きて行く為の、有り難い導きなのだろうと思います。

今週末から始まるモンロー研究所でのプログラムで、半年間近くになった精神世界の旅は、一段落します。

後は自分で、日々の継続の中で続けて行き、そして心の平静を保って行くつもりです。あるいは、新しい発見も含め。

来月からは大学で、ヒトツだけだけれど授業を取り始めるし、お金も貯めなきゃだし。

苦しいながらも、楽しかった半年間を振り返りつつ、また最後を締めくくる4回目のモンロー研究所への旅を楽しみにしつつ、夏の間には、Vipassana Meditationの経験談や、まだ締めくくれていないシリーズを書き上げられたらと思うのです。

また書く事に戻ります。

宜しくお願いします。