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2011年の夏に体験記が書けなかった理由




 

2011年の夏に「ゲートウェイ•ヴォエッジ」に参加した後、何回か、当時書き続けていたアメブロにて、「モンロー研究所、訪問記」として文章を残そうとした記録があります。実際に、今もその文章は、限定ですが公開しています。今回、こうして再度モンロー研究所に訪れる事になった事を気に、もう一度その文章を読み返してみました。

 

なぜ、2年もの間、ほぼ忘れていたヘミシンクとモンロー研究所のことを、今このタイミングで思い出す事になったのか。そして、なぜ、今であれば、冷静に文章に落とし込む事ができるのか。

過去の文章を読む事で、隠されたヒントを見つける事ができるような気がしたのです。

 

…アホみたいに混乱してるじゃねーか(笑)

 

自分が書いた文章を読みながら恥ずかしくなりました…。3年前の自分に向ける言葉じゃないのかもしれませんが、「わ、若い…」と思うような文章が転がっています。相も変わらず長文は好きなようで、今と似た様なグダグダとした文章を綴っている事に変わりはないのですが、他のカテゴリーのエントリーと比べても、「何が言いたいのか伝わってこない」のと「必要以上に文章を”書こう”としている」というのがわかります。

 

もともと、震災後の無力感の中で、なんとかして生きる力を取り戻さなきゃ…と答えを探そうとして思い出したのがモンロー研究所だったはず。それなのに、行くと決まった後、いろんな方の体験記を読んで、「あれ、俺も特別な人間になれるんじゃね?」と思い出したのがマズかったのかもしれません。

結果、たぶんですが、当初の僕は、「多くの方に理解してもらえる様な作られた文章」を書こうとして、あらゆる所に「本音」を残し、そして、「あのモンロー研究所に行ってきて、いろんな体験して、俺ってちょっと違う凄い人になったんだぜ!」っていうのをどうにかして表現したかったんだろう…と思います。あまり思い出せないのですが、文章は正直です。恥ずかしや。

 

何点か、気になる表現がありました。

「期待外れへの奇跡の旅立ち。」(←もうね、一日目の旅立ちの瞬間から本音が出ちゃってるもんね。)

そして「時間軸に戻れてない」(←書けない言い訳がここに凝縮されている気がします。)

 

 

書けなかった理由、その真実。

 

書けなかった理由は…

期待していた事を、ほぼ体験できなかったから。そして、その後、多くの体験者の報告やブログを読むに連れ、体験できなかった事にコンプレックスを感じ、また「ヘミシンク反対派」の方達の文章も読み、理想とは違った自分の「経験」を公共の文章にするのが怖かったから。

 

…だと思うのです。

 

本名を出してブログをやっている以上、嘘はつけません。体験してないことを体験した…なんて言えないし、一時の注目は集まるだろうけれど、その後が大変です。と同時に、結構なお金をつぎ込んで期待値上げまくって参加したプログラムで、多くの皆さん(日本語で読んでるから日本人の方が多いので)が体験できた事を体験できなかったことは、精神的に結構キツかったのだと思います。

 

モンロー研究所でサポートしてくれたトレーナーの「Joe」と「Paul」は、「それでいいんだぜっ」って教えてくれたけど、それでもやっぱり体外離脱経験はしてみたかったし、ガッツリ守護霊と話をしてみたかったし、当時亡くなって一年を迎えていた爺ちゃんには会ってみたかったのです。

 

今でこそ書けるけど、上記の期待していた三大経験の内、何一つも経験できませんでした。

 

F15と言われる「No Time」な状態では、ほとんど寝っぱなしで何も覚えていなし、それは家にヘミシンクCDを持ち帰って練習してもF15に入る度に寝ちゃうし、死後の世界の一歩手前と言われるF21は「白い」っていう話だったのに、そんなに白くなかったし。

 

悔しくてしかたなかったのかもしれません。

実際、同じプログラムを体験した人の中には、体外離脱を経験した人もいるし、守護霊と話した人もいる。ヘミシンクを聞いてる時に意識だけで僕の所に遊びにきてくれた人もいるのに、僕は何かを一心に見つめて答えなかったらしい。

 

そんな6日間は、それこそ凄く楽しいものだったけれど、「俺って凄いんだぜ」「モンロー研究所行ってきたぜい」という、或る意味で邪な目的で「単なる経験者 – 羨ましがられる存在」になりたかった僕にとっては、相当不十分なもので。

 

だから、書けなかったんだと思うのです。

そういう体験できなかった事を踏まえて、それでも不思議な経験はしたのだから、そこを踏まえて自分の科学的理解も加味して、なんとか「興味を持ってもらえる」文章にしようと考えていたのが、一番の書けなかった理由です。軸が自分じゃじゃなかった所。今考えると、そここそ一番もったいないな…と思うのだけど。

 

 

アホ…というか、ある意味自分の能力を過信して、現実をなめてたので、「ゲートウェイ•ヴォエッジ」に参加する前に一枚もヘミシンクのCDを聞かないまま参加しました。今でも変わってない、思ったらすぐ行動…という所もあって、予約したのは、プログラム開始から2週間弱前。(今回もプログラム開始から2週間弱前w)。

ウェブサイトでヘミシングとはなんやろ…と軽く調べ、「体験できるだろうこと」を体験者の成功体験ブログのみを読み漁り、「ま、ぶっつけ本番でもなんとかなるやろ」っと、そんな軽い気持ちで、本来であれば真摯に向き合わなければいけない場所に足を踏み入れてしまった結果なのかもしれません。

 

体外離脱も、ガイドとの明確な会話も、亡くなった方からのメッセージも…明確に受け取れなかったモンロー研究所での体験。今でこそ、恥を忍んで、文章にすることができるんだな…と思うのです。

 

 

なぜなら、今回(2014年)のモンロー研究所訪問は、はっきりとした目的があるから。

それが「人からこう思われたい」とか「俺は特別な経験をした」とかはどうでもいいと思っていて、ただひたすらに、今の現状になった理由と、その理由から派生する未来を、自分に、そして自分を守る守護霊様が本当にいらっしゃるのであれば、是非聞いてみたい。知ってみたい。

 

それだけの気持ちで、モンロー研究所に向かうつもりです。

 

 

 

前書きと、僕なりの科学的解釈

2011年の夏に体験記が書けなかった理由

『ゲートウェイ・ヴォエッジ』in 2011

Part. 1

Part. 2

 

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