強制的なプラス思考。

面白いもので、僕の抱えているものを公開すると決めた途端、公開した場所以外からも似た依頼が入って。「カウンセリングセッションお願いします！」と頼って頂くと、「いや、僕が見えているものはもしかしたら幻像なのかもしれないし…」という考えは馬鹿らしくなって、見えた画像や映像、イメージや感じた（聞こえた）言葉等を精一杯お伝えする様にしています。

ご満足頂けてる…ということは、きっとそれが真実で（或は真実に近いところに存在するもので）、こうしたセッションを繰り返して行く事で、僕の自信にも繋がるのかな…と思っています。そういう機会を下さっている皆様に心から感謝です。

セッションの中で、僕から皆様に伝える事は、基本的に100%前向きな言葉です。

「あの時こうしておけば良かったのにね…」なんていう後ろ向きな言葉は僕の口から皆さんには伝わらない様になっています。理由としては、過去の事を悔やむ様な事をガイドが伝えてくる事はあり得ないから…なのですが、もっと言ってしまえば、きっと時間という概念がない所でガイドさんは存在しているからかもしれません。

なので、基本的に、特別ガイドから「ちょっと厳しい事言ってやってくれ」というメッセージを受けない限り、僕のセッション後は、プラス思考＆ポジティブシンキングになって頂けると思います。（厳しい事を言う場合も、必ずその後のプラスに繋がる確信があるからこそ、言うのですが。）

絶対にポジティブが良いという訳じゃなく。

でもね、でも、『強制的なプラス思考』だけは、僕は好きになれないのです。

以前、周囲に「ポジティブシンキングさえしてれば貴方は幸せになる。」的な人がいて、思いっきり反発してました。反感すら覚えてました。そんな考え方ヒトツで全てが上手く行くのであれば、この世に苦しみや悩みは存在しない…と考えていました。それは今でも変わってなくて、強制的にポジティブシンキングに自分の考え方を持って行く事は、僕はお勧めしていません。

なので、ポジティブに溢れるセッションを受けた方には以外かもしれませんが、僕自身は実生活ではなかなかのネガティブ具合なのです。面白い事に、僕のガイドさんも、そこは分かってくれていて、そういう場合は、完全に僕を放置です（笑）

「知らんがな、勝手に悩んどきな…。」と言っている様に、結構な時間、ネガティブな思考に浸らせてくれるのです。

「あれだけ貴方の事を考えているのに、なんで裏目に回る様な事をするんだろう…」

「なんかイライラする。清々しい朝のはずなのに、なんか気分が乗らない…」

「僕に生きている価値なんてあるんだろうか…」

本来、ネガティブシンキングが大得意なので、浸る時はガッツリと浸ります。

ただ、ガイドさんの存在を気がついてからは、浸った後に感謝ができる様になりました。このネガティブに考えていた時間も、きっと必要だったんだ…という逆転のポジティブ思考。でもこのポジティブは、「全てが上手く行くはず」という強制的なポジティブではないのです。

表裏一体の世界

光も陰も、白も黒も、陽も陰も、裏も表も存在します。

ポジティブ（＋）があれば、必ずネガティブ（ー）があるのです。どちらか片方を否定して、強制的に一方に偏らせる事はとてつもなく不自然。当たり前の様に心も精神も魂もバランスを取る必要があるのです。

しかしながら、バランスが大事とはわかっていながら、この世の中、人はネガティブな方向に考えがちです。

世知辛いというのか、ネガティブな事を考え続けるのが当たり前の様な社会や世界になってしまいました。不安、悩み、コンプレックス、妬み、嫉妬。カテゴリー分けをしてしまうと、これらはネガティブな考え方です。

ガイドと呼ばれる存在は、偶然や運を装って、そのネガティブに偏りがちな世界にポジティブを届けてくれています。本来、僕のような存在がいなくても、日々の生活の中で感受性を研ぎすませる事で、そのメッセージに気がつく事はできるのです。ただ、そのメッセージは、具体性には欠けるものなので、そこで僕の様な存在が必要とされてくるのかもしれません。それはとても有り難い事です。

今日の朝、思いっきりネガティブだったので、こういう文章を書いてみました。

書くとね、それがガイドさんからの言葉だったりするのですよ。書きながら、手が止まらなくなる感覚があって、頭を使っているのではなく、手が勝手にメッセージを記している様な…。

ゆっくりと、それでもしっかりと、今感じている不思議をカタチにしていければと思っています。

強制的なプラス思考じゃなく、自然に、プラス思考と共に、『今』に感謝できるように…。