意識世界に変化が……？

久々に精神世界のお話です。ちょっと前だと「スピリチュアル系の話」って言うのかな。苦手な方はごめんなさい。でもこれも僕の一部なので大切に文章におしたいのです。前回書いた、「どうすりゃいいんだ」という気持ちが煮詰まりに煮詰まった結果、ふと受け取ったメッセージのようなものが、精神世界にどっぷり浸かっていた2014年からの贈り物の様な気がして、文章に纏めておきたいなと。

世界情勢が変化する。それは意識世界が変化した結果なのじゃないか。

アメリカ第45代目の大統領として、ドナルド・トランプ氏が数多くのE.O.(Executive Order / 大統領令）を出したことで、世界中が混乱したこの一週間。まずトランプ氏が大統領に当選したことで吃驚した世界ですが、その後、彼の公約がこれほどまでに迅速に世に出るとは思ってもいなかったのかもしれません。言い方を変えれば、「リベラルの油断」。もっと突っ込んで言えば、「歪曲した民意」という表現できるかもしれません。僕は、トランプ氏が描く世界が「そこに住む人が期待する本当の意味の民意」であるとは思わないけれど、でも大統領として選ばれたトランプ氏が民意を反映させていることは間違いのないことです。

政治への思いでも沢山書きたいことはあるのですが、今回は意識世界の話で。

なんか、調子悪くないですか？

昨年10月頃から、なんか調子悪くないですか？

肉体的に身体の調子が悪いという人もいるかもしれないし、仕事や人間関係がなぜだか上手くいってないって人もいるかもしれない。はたまた、何故かイライラするという人もいるかもしれないし、もっとシンプルに、「もう既に、離職や離婚、大喧嘩や事業の倒産」といった、悪いことが起こってしまっている人が多いんじゃないでしょうか？

僕もその一人。どうも2016年の10月から調子が悪い。

周囲にも、この年末年始を挟んだ前後の数ヶ月で、悩みや葛藤を共に苦しんでいる人が多い気がしています

光と闇の大戦争は終わったはずなのに。

どこで読んだか思い出せないのが残念なのですが、何かの本で「長年続いた光と闇の大戦争は終わり、想像以上の闇の力の抵抗にもかかわらず、なんとか光の勝利に終わった」と書かれていたことを強く覚えています。当時の僕も同じ思いを抱いていて、2016年以降はきっと「光」が前に出てきて、もう少し住みやすい世界になるんじゃないかなと期待を抱いていたのです。少なくとも、「恨み」や「妬み」といった感情は、「感謝」や「慈しみ」という感情に変化していき、最終的には「共有」という価値観によって光の世界になると思っていたのです。

それが2016年の終わりを迎え、2017年に突入したい今、世界は逆の方向に走ってしまっている気がしています。

トランプ大統領が出した、「アメリカの優先順位が一番」という方針は、自分たちさえ良ければそれでいいというエゴの固まりです。

「移民排除」の大統領令は、「国境」という異物排除をするためのラインを一層強くしました。

*エゴが悪いわけではありません。ただ、グローバル化を推し進めたアメリカが自国の利益のみを優先した場合、世界経済は崩壊して結局誰もいい思いはできないと思うのです。

*ここでいう異物は外国人（米国国籍保持者以外）を意味します。暴力的手段を選ぶテロリストを排除するのは理解できます。

アメリカだけじゃありません。世界的にも、感謝や慈しみからは離れてしまっている現象があるような気がします。僕がそうなのですが、言いようの無い不安に襲われ、必死になって自分を守ろうとしている気がしているのです。本来、そんなに守る必要なんてないはずなのに。

必要以上にお金に固執していませんか？

誰かを見下すことで、自分の優位性を保とうとしていませんか？

自分の素直な気持ちのコントロールができなくなって、全てを「無し」にしてしまいたいと思っていませんか？

自分の常識を他人に押し付けていませんか？あるいは、常識を押し付けられて自分を殺してしまっていませんか？

本来、生きているだけで安心することができる光の世界のはずなのに、どうも闇の影響力がまだまだ強く残っている様に思うのです。というか、以前よりも一層強くなって。

最後の抵抗……だと思いたい。

なんの根拠もないのですが、光と闇の戦争は実際に終わっていると思っています。それだけのメッセージも受けてきたし。

ただ、「戦争が終わった」と言っても、闇の勢力が残っていないというわけではないのかもしれません。だからこその最後の抵抗なのかもしれないのです。というか、そう思いたい。

顕著なのが、今回のアメリカ大統領が出した、「移民排除」というとてつもなく極端な話。

大統領令に吃驚＆憤慨すると同時に、その大統領令に対し、司法が迅速且つ適切に動いて大統領令を憲法違反として差し止め、また国民レベルでも全米で抗議活動が起こっています。そして、世界中がこの「移民排除」の極例に対して、自分たち自身を見つめ直しているような気さえしています。この「受け入れる」という考え方は、光の勢力の特徴でもあるはずです。最後の抵抗にあたり、物質世界である僕達の人間界においても、顕著に実感できるようになってきたのでしょうか。だとすれば、本当に最後の抵抗なのかもしれません。

意識が変化している。その変化を受け入れる。

世界は変化していきます。そして、その世界の変化は、意識が変化したことが形になったものです。

大きく世界が変わる時に、物質世界で生きている僕たちは、その変化に戸惑い、苦しみ、悩みます。これでいいのだろうか……という答えのない疑問が、四六時中駆け巡ります。そんな時は、やっぱり変化を受け入れるのが一番大切な心構えだと思うのです。これは自分へのメッセージとしても。

• イライラしても良い。ただ、できるだけ他人を傷つけないようにする。
• 人一倍、人のことを気にして、積極的に動く。言葉にする。
• 愛している人には愛しているとしっかりと伝える。
• 感謝の気持ちは言葉に出す。

そんな当たり前とも言えるような「優しさ」をもっともっと意識して、光の勢力を応援してあげたいな……と。

僕が今悩んでいることは、仕方のないことなのかもしれません。立ち位置とか考えたり、自分が「何者でもないこと」を悩んだり、「収入がない」という苦しみで自分を追い詰めたりするよりは、同じ時間を愛する娘や嫁への、言葉や身体での表現で伝えていくことが、今の僕の役割だったり、すべきことだったりするんだろうと思います。

世界が変化する時、意識も変化しています。

意識が変化するとき、人は、悩み、違和感を覚えます。

その悩みや違和感を解消してくれるのは、「お金」や「地位」、ましてや物質的な裕福さではありません。

隣の人に優しくする。隣の人を気遣う。大切な人に、大切だって伝える。

そんな「当たり前の優しさ」がきっと今の世界を正しく視る方法なんだろうなと思うのです。

頑張りましょ。もう少ししたら、きっと「優しい世界」になると信じています。

第三次世界大戦に入りそうな感じすらする今ですが、きっとそうはならないから。

*「闇と光の大戦争」という言葉は僕が作った言葉ではなく、どこかの本から得た知識です。引用元が出せないのが申し訳ないです。ただ、その本を読んだ時＆その夜に、ファンタジーの様なその表現がしっくりくるメッセージを受け取ったのも事実です。また、意識世界での変化については、おいおい文章にしていければいいなと思っています。